石畳の通り、街灯から伸びる長い影、色鮮やかな木々、そしてゴシック様式の大聖堂の暗いシルエット。これこそが数多くの伝説と神話を持つ、千年の歴史を誇る魔法街プラハの姿です。ヴルタヴァ川を挟んで造られた街の、ユニークな雰囲気、様々な神話の足跡を辿ってみましょう。
悪魔と勇敢な馬の賭け
何世紀もの間、古代のボヘミアの王ヴィシェフラドが居住していたという伝説が語り告がれています。他の伝説によると、王の仇を討つため、いくつもの村を焼き払い、、多くの命を奪ったホリミールの処刑が行われたと言われています。しかし、機転の利いたホリミールは、最後の願いとして自分の従順な馬に乗せて欲しいと申し出ました。その馬は、まっしぐらにヴィシェフラドの巨大な高い壁を飛び越え、自分の主人を助け出しました。
悪魔のような雰囲気を持つ神秘的な場所
最も有名なプラハの伝説の一つに、悪魔と契約を結んだファウストの話があります。ファウストは、24年間、魔王に魂を売り渡す代わりに、全知全能の力を得ること選びました。やがて契約の期限が経ち、悪魔はファウストを天井へ連れ去りました。その天井に開けられた穴は、プラハの新地区にあるファウストのの家の中に残っていたと言われています。現在も、この場所には、錬金術のシンボル、神話の不死鳥や太陽系が描かれた壁のフレスコ画を見ることができます。
火ではない火
ロマンチックなペトシーンの公園を散策に訪れた方は、かつて異教の祭司たちが、異教徒の神への犠牲として美しい若い女を焼殺した祭壇が立っていたとは、信じられないはずです。ボレスラフ王が統一していた時代に、この祭壇は破壊され、現在は聖ヴァヴジネツ教会が建っています。今日でも、異教の神々が神秘的な火の姿でここに現れると言われています。しかし、この火は、リウマチすらも治してしまう魔法の力を持っており、危害はありません。
宝の在りかをご存知ですか?
プラハの偉大な宝が隠されている、最も美しいバロック様式の教会へ、足を運んでください。宝の在りかのヒントは、聖ミクラーシュ教会にある“聖クサヴェリアの死”の絵の中にあります。その絵をよく眺めてみてください。もしかすると、プラハの美しい思い出以上のものが見つかるかもしれません!かの有名なティコ・ブラーエをご存知ない方はいますか?この最も名高い天文学者は、同じ場所に居合わせた王様より、先に席を立つことができなかったため、膀胱の破裂で死亡したという言い伝えが残っています。その伝説の真意はともかく、彼の墓は旧市街広場のティーン教会で見ることができます。