ZELENÁ HORA (ゼレナー・ホラ)の聖ネポムツキー巡礼教会サーザヴォウ修道院の院長が、聖ヤン・ネポムツキーの殉教を弔って建てた巡礼聖堂。プラハの天才建築家ジョバンニ・サンティーニによって建てられたユニークな教会で、サンティーニはその設計の中で星形をシンボルとして使っています。そこには、溺死したネポムツキーの魂が天に昇ると、上空に5つの星がついた王冠が現れたという伝説から、バロック・ゴシック様式と呼ばれるこの建物は、星型(先の尖った五角形)を基調としたつくりになっているのが特徴です。平面図を見るとこの教会は5つの出口を備えた星型の建物であることが分かります。また主祭壇は5つの星と5人の天使で飾られており、ネポムツキーが天使たちによって天国へと導かれている様子が描かれています。また、側面の祭壇は4人の福音書の著者たち(マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ)に捧げられたもので、彼らが炎の渦に囲まれて非常に動揺している表情をしている様子が描かれています。丸い屋根のてっぺんには、聖ネポムツキーのシンボルである舌が使われており、炎に囲まれた大きな舌が描かれています。
ジョバンニ・サンティーニは、バロック様式とゴシック様式の両方の要素を統合し、それをボヘミアン・ゴシック・バロックというスタイルで見事に表現しています。この教会はそんな彼の素晴らしい独創性と技術を物語っています。
ŽĎÁR NAD SÁZAVOU (ジュダャール・ナド・サーザヴォウ)は、プラハからおよそ120km、 BRNO (ブルノ)・ハイウェイの近くにあります。





