チェコ共和国では、次第に多くの博物館と美術館が、障害を持つ人にも開放しつつあります。館内は、車椅子のために徐々に障害が取り払われ、そして各展示には、主に視覚障害者のための、タッチ・エキジビション(一部の展示品の立体複製を触ることによって鑑賞する)が設けられて。触ることは形や着想をより正確に感じることができ、それぞれの芸術スタイルも、より簡単に理解することができます。目の不自由な子供向けの“触る散歩道”では、チェコや世界の彫刻家の作品を鑑賞することができます。
最も多くのタッチ・エキジビションの常設展を設けているのがプラハ国立美術館(Národní galerie v Praze)の施設です。チェコ聖アンナ修道院(klášter sv. Anežky České)では、チェコの中世彫刻の鋳造複製を使ったタッチ・エキジビションを、聖イジー修道院(klášter sv. Jiří)では、タッチ・エキジビション『バロックに触れて17-18世紀の巨匠の彫刻作品に迫る(Doteky baroka přiblíží mistrovská díla sochařů 17. a 18. století)』展が設けられており、ズブラスラフ城(zámek Zbraslav)でも、視覚障害者向けに、タッチ・エキジビション『日本彫刻を触る』展を来館者に提供しています。





