チェスケー・ブディェヨヴィツェ

České Budějovice - náměstí Přemysla Otakara II.
29. 10. 2013

チェスケー・ブディェヨヴィツェで憩いのひとときを味わう

ヨーロッパで最も大きな広場の一つを囲む優雅な町人の町並み、童話に出てくるような塩の貯蔵庫とオリジナル製法でブドヴァル・ビールを造るビール工場。それが、チェスケー・ブディェヨヴィツェという南ボヘミアの主要都市です。この都市はこれまで歴史的な特徴を維持してきたと共に、チェコの南部における現代的な中心都市にもなってきました。世界的に有名なビールのジョッキを傾けながら、快適なひとときを味わってみませんか。

チェスケー・ブディェヨヴィツェは、13世紀半ば王立都市として設立されました。プラハとリンツを結んだ塩の交易路として昔からその役割を果たし、徐々に財力をつけ主要都市に成長しました。その交易路はヨーロッパで最初の馬車鉄道になっています。幾多の戦争や火事の災害をくぐり抜け、現代でも見ることができる数多くの名所が残されています。

教科書に載っている広場

チェスケー・ブディェヨヴィツェの中心に、この町が誇るプシェミスル・オタカル2世の四角い広場があります。面積をちょうど1ヘクタールとするヨーロッパで最も大きな広場の一つとして、数学の教科書にも記載されています。広場は、チェコで最も美しいと思われる豪華な市庁舎をはじめ、アーケードのある町人の町並みに囲まれています。真中にある華麗な彫刻が施されたサムソン噴水は、訪れる人々に心地良いひとときを与えてくれます。中心街を散歩する時は、聖ミクラーシュ教会と、塩の貯蔵庫のロマンティックな建物もぜひ訪れてみてください。

痩せこけたお化け

体力に自信のある方は、ぜひ黒い塔に登ってみてください。町の財力を象徴するはずだったこの塔にはたくさんの言い伝えが残されています。その一つに痩せこけたお化けの話があります。塔の管理人が追悼のためのブメリンという鐘を鳴らす任務を怠ると、この痩せこけたお化けが代わりに鐘の上に座って鐘を鳴らしました。今ではこのお化けが見えるのは、子供だけだと伝えられています。

ブディェヨヴィツェのブドヴァル・ビール

ブジェヨヴィツェといえば、700年にわたりオリジナル製法でビールを作り続けてきたブドヴァルというビール工場があります。このビールにまつわる歴史にご興味のある方は、ぜひビジターセンターにお越しください。ブドヴァルという名は世界中に知られていますが、その名称には販売上様々な問題が残されています。ブジェヨヴィツェはドイツ語でブドワイスBudweisといい、アメリカ製のバドワイザーの名称はここに由来しています。しかしアメリカ製のビールとブジェヨヴィツェのブドヴァル・ビールには全く関係がありません。商標の販売特許をめぐって訴訟や裁判が長い間続いていますが、ブディェヨヴィツェで造られる純粋なブドヴァル・ビールの味に変わりはありません。直接タンクから汲み上げて注がれた純白できめ細やかな泡を持つラガーが飲めるのは、伝説になるほど有名なレストラン、マスネー・クラーミです。その由緒正しさは、カレル4世の時代に遡ります。

ここで「ブディェヨヴィツェのビールの話」と題するマルチメディアの展示をご覧になり、世界に名を知られるラガーバドワイザー・ブドヴァルの製造秘密を、ビール醸造所ツアーで発見してください。ツアーの最高の目玉は、なんと言ってもラガー貯蔵所で直接堪能できるビールです。樽から直接注がれるビールは、他にもチェスケー・ブディェヨヴィツェで最も有名なパブ・マスニーのお店で味わえます。

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