チェコで人気上昇中のファーマーズ・マーケット

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7. 8. 2014

フード・フェスティバル、ファーマーズ・マーケット、または新たに登場した「フーディー・マーケット」と呼ばれる、グルメや、自分が口にする食べ物に対する意識の高い人々向けのスーパーマーケットで、チェコの地方産品や、一流シェフの逸品を試してみませんか?

チェコ・ローカルのファーマーズ製品、質が高く、新鮮な食品の需要が、近年急激に高まりつつあります。そのため、バイオ食品を含む製品を幅広く提供しているフード・フェスティバルやフーディー・マーケットが人気を呼んでいます。これらは正真正銘チェコのガストロノミー考察のためにも、理想的な場所と言えましょう。

フード・フェスティバル

 有名な温泉町ルハチョヴィツェにこの夏ご旅行、ご滞在なさる方は、フード・フェスティバル・ルハチョヴィツェも是非お訪ねください。今年のテーマは「過去・現在のヴァラフ料理の秘密を探る」で、イベントでは、昔のレシピや歴史的なレシピ本展示、あるいはルハチョヴィツェ市内のホテルがお届けする現代ガストロノミーもお楽しみいただけます。リゾート・ルハチョヴィツェの主催で今年2回目を迎える当フェスティバルは、816日(土)10時から19時まで、ルハパークで開催されます。

 東モラビア地方およびヴァラフ地方は、地元の伝統料理で特に知られる地域ですが、これを証明しているのがヴェルケー・カルロヴィツェで105日~7に開催されるカルロヴィツェ・ガストロフェスティバルです。このフェスティバルは地元の生産者と、キセリツェ(酢漬けキャベツのスープ)、ハルシュキ(ニョッキ+チーズソース)、フルガール(パンケーキ)、あるいはスリヴォヴィツェ(プラムなどから作る蒸留酒)に代表される伝統のヴァラフ料理のプロモーションを目的としたものです。イベントでは、このほか子羊肉、ザビーヤチカ料理(豚屠畜行事の料理)、ウサギ肉、その他狩猟肉の特製料理、蕎麦粉料理、カボチャ料理、コルバーチック、パジェニツェなどのチーズ、蜂蜜などの地方特産品もご賞味いただけます。

 首都プラハのフード&ドリンク・フェスティバルとしては、フードバレードがあります。第4回を迎える今年は967に、トロヤ城内の華麗な空間で開催されます。各レストランのデギュスタシオン・メニュー、あるいは厳選料理、ドリンクのご賞味のほか、様々なプログラムも用意されていますが、その1つがガストロノミー・コンテスト「フード・カップ・チェコ・スペシャル」決勝です。これは、「チェコ・スペシャル」プロジェクトにおいて認証されたレストランを通して、チェコ料理の豊かさを紹介することを目的としたもので、既に今年上半期に実施された4つの地方予選を通過したレストランが、ここプラハのトロヤ城で対決します。決勝の日付が9月6日の土曜日に設定されているのは、決して偶然ではありません。この日は国際シェフの日にあたるのですから…。

プラハ内外のファーマーズ・マーケット

 プラハでは、市内のいたるところでファーマーズ・マーケットが開かれています。例えばヴィノフラディ地区では、イジーホ・ス・ポジェブラット広場で毎週水曜、金曜、土曜日に、ヴルタヴァ河岸では、ナープラフカと呼ばれる川沿いの遊歩道で毎週土曜日の8時から14時まで開催されています。また俗に「クラチャーク」と呼ばれるデイヴィツェ広場の土曜日に開かれるものは、既にプラハ伝統のファーマーズ・マーケットとされています。ファーマーズ・マーケットでは、野菜、果物、ハーブ、調味料、肉、燻製肉、チーズその他の乳製品、パン、卵、デザート、ジュース、蒸留酒、ワイン、蜂蜜、花、苗などなど、様々な農産品を買うことができます。

 ファーマーズ・マーケットは、プラハ以外の都市、町でも定期的に開かれています。例えば南ボヘミアではインドジフーフ・フラデツヴィソチナ地方ではハヴリーチクーフ・ブロト、ヴァラフ地方ではフセチーンといった具合です。ファーマーズ・マーケットはまた、西ボヘミアの中心都市プルゼニュでも見られます。ブルノでは、百年の伝統を持つゼルニー・トゥルフ(「キャベツ・マーケット」の意)広場の市が有名ですが、同広場改築工事のため、11月15日まで近くのモラヴィア広場に会場が移動していますのでご注意ください!

フーディー・マーケット

 特に地方の中小生産者は、その製品を大チェーン店に供給するのは非常に困難な状態にあります。そこで、ハイパーマーケットに卸さずして消費者に製品を届ける方法として浮上してきたのが、フーディー・マーケットと個人のバイオ食品店です。現在チェコの消費者は、保存料、コピー食品、添加物など有害な化学物質などを用いない、質の高い地元の食品を食することの大切さを認識しつつある状況にあります。そのためこうしたフーディー・マーケット、バイオ食品店の需要が高まってきており、既にチェコ国内の大きな町ではほぼどこでも見られるようになりました。

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