シュマヴァ国立公園

Black Lake
10. 9. 2013

シュマヴァ国立公園の「ヨーロッパの緑の屋根」に登る

シュマヴァ国立公園ほど調和のとれた自然景観が見られる地域は中央ヨーロッパにはあまりありません。チェコとドイツのバイエルン州との国境地帯に広がる深い森は広大で、ヨーロッパ大陸最大の連続森林地帯を形成しています。何世紀も昔の原生林、透き通った氷河湖、そして神秘的な湿原の組み合わせは、四季を問わず詩的な雰囲気の漂うアクティブ・ホリデーにも適した独特の場所を作り出しています。 

シュマヴァ国立公園は長年にわたって厳しく立ち入りが禁止されていた地域でした。そのためシュマヴァの自然はその独特の美しさと純粋さがそのまま保存されてきました。またヨーロッパ規模でもシュマヴァ国立公園はその自然の独自性が認められ、ユネスコの生物圏保護区として保護されています。

周囲を見回すだけ

シュマヴァ国立公園の丸みを帯びた丘陵は、周囲の自然を見渡す場所として格好の場所です。シュマヴァ全体で最も美しい景色の一つは、ポレドニーク山の山頂の展望台から望むシュマヴァ山地のパノラマです。ボウビーン山やヤヴォルニーク山の山頂展望台からは、視界が良好であれば遠くアルプスの山々を望むことができます。

湖に残る氷河の面影

国立公園屈指の景勝地が氷河湖です。プレヒー山に向かう自然遊歩道を行くと、プレシュネー・イェゼロ湖の見事な眺望を楽しむことができます。最も人気のあるハイキングコースは数ある湖沼群の中でも最も大きく最も深い二つの湖、チェルトヴォ・イェゼロ(「悪魔の湖」の意)とチェルネー・イェゼロ(「黒い湖」)へ向かうコースです。道のりが険しい分その場で実際に目にすると一層美しく感じられます。

野生のままの手付かずの自然

国立公園には絶滅寸前の動物や植物が数多く生息しています。そのうちのいくつかの種は、この地でしか見ることができない真の希少種です。国立公園の中で最も重要な名所は大自然が何百年もの長きにわたって邪魔されずに成長してきたボウビーン原生林(ボウビーンスキー・プラレス)です。この森林地帯では野生のままの奔放な森の姿を見ることができます。樹木の太い根が絡まり合い枝がねじれ、しわ樹皮なども観察することができ、グリム兄弟の童話の中の自然描写を想起させます。

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