冬のシュマヴァ山地

Šumava
16. 9. 2013

シュマヴァの冬の魅力を五感で感じる

秋の終わり、シュマヴァ地方の広大な高原に雪が降り始める頃から、この地方は少しずつ冬の王国へと姿を変えていき、スキーやスケートなどで活動的に休暇を過ごしたい人や美味しい料理を求める人たちにとっての理想郷となります。シュマヴァ山地はウィンタースポーツの長い伝統を持つ静穏な地方です。神秘的な湿原や、美しい氷河湖、深い森、みはるかす眺望などの豊かな自然が、シュマヴァが「ヨーロッパの緑の屋根」と呼ばれる所以を明らかにしてくれます。ぜひシュマヴァ地方に足をのばし、この地の稀有の自然美を堪能してください。

冬のシュマヴァの魅力を満喫する一番の方法は、クロスカントリースキーで道標の設置されたコースをたどって自然の懐に入り込むことでしょう。大部分が高原を思わせる地形なので、よく整備されたコースが地平線まで何キロメートルも続いているのが見えるはずです。最も人気があるのは、ザドフ、モドラヴァ、クヴィルダ、それにフラーニョフ周辺のコースです。またヴルタヴァ川の水源や神秘的な霧に覆われた氷河湖を探訪するのもよいでしょう。

ヨーロッパの緑の屋根のゲレンデで

シュマヴァではアルペンスキーやスノーボードがお好きな方も期待を裏切られることはありません。実際にスキー場に足をお運びになればわかります。最も有名なのは、ジェレズナー・ルダのシュピチャークスキー場でしょう。このスキー場は、ドイツ側のいくつかのスキー場とともに、アルプス山脈以外にあるスキー場の中では、中央ヨーロッパで最大のものに属しています。整備の行き届いたゲレンデは、ザドフ、ノヴェー・フチェ、それからチェコ最大の貯水湖リプノの湖岸にもあります。リプノの湖岸ではスキーをスケート靴に履き替えて、凍りついた湖面に広がる世界最長のスケートリンクでスケートを楽しむことができます。

くつろぎの世界へ

一日中冬を満喫なさった後は、ウエルネス施設で疲れた体をリフレッシュさせてください。そうして、シュマヴァの地でさらなる冒険に踏み出すためのエネルギーを補給するのです。リプノ湖岸のホテル・フリンブルクのチョコレート・マッサージや「海の口付け」などはいかがでしょうか。もしくはジェレズナー・ルダのホテル・ホリゾントで、心地よい音楽と揺らめく蝋燭の炎を背景に「夜の海の世界」で泳ぐのも悪くありません。

美味しいシュマヴァ

味覚を楽しませることができなくて、どうしてバカンスだの、休暇だの言うことができるでしょうか。シュマヴァはただスポーツやアウトドアを楽しむためだけの場所ではありません。料理の美味しい地方でもあるのです。スキーやスノーボードはしばらく脇に置いて、山荘から漂ってくる香りの誘惑に身を任せてしまいましょう。ストジェツのホテル・ノヴェー・ウードリーの鴨のローストのクネドリーキ(蒸しパン)添え、ホテル・スルニーのジャガイモのゼルニーキ(詰物入りシュマヴァ風ジャガイモの茹でパン)などが特にお勧めです。甘いものがお好きでしたら、クヴィルダのホテル・シュマヴァ・インのブルーベリーのトゥルハネツ(自家製ちぎりパスタのブルーベリー添え)を味わってみてください。それからスルニーにあるホテル・ヴィドラでは、この地方の有名な郷土料理クライダ(きのこの特製クリームスープ)で体を温めてください。これで残ったのはチェコの国民飲料つまりは水滴のしたたるビールジョッキに入ったビールだけです。ヴィンペルクにあるシュマヴァ・ビール醸造所のビールコンテストで受賞した折り紙つきの褐色ラガービールなどもぜひご賞味ください。

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