マラーストラナにある勝利の聖母教会は、一見殺伐とした印象を受けます。しかし、その教会の中には、世界中から何百万人もの人々から賞賛を受けている宝物が隠されています。幼いイエスの美しい彫像は、バンビーニ・ディ・プラガ(Bambino di Praga)として、世界中のキリスト教信者に知られており、毎日数百人におよぶ参拝を受けています。ここを訪れる人々は、信仰を基に助けを求め、病の克服、世界平和、子宝に恵まれるよう願ったり、または、感謝を伝えに訪れます。是非一度、この像を拝めにいらしてください。もしかすると、あなたの秘密の望みが叶うかもしれません!
奇跡を起こすと崇拝されている蝋像は、元々スペインから持ち運ばれたものです。伝説によれば、とある僧がこの姿のイエスを見たということから、像が製作されたと言われています。幼子イエス像がプラハへ渡ったのは、スペインの公爵夫人マリアマンリケ·デ·ララが、チェコへ嫁ぎに来たためです。後に、未亡人の彼女の娘が、珍しい像を勝利の聖母教会近くにあった跣足カルメル会修道院へ寄付しました。
非常に重要な小像
実際にプラハの幼子イエス像をご覧になる際は、その大きさに驚かれるかもしれません。像の高さはたったの45cmしかありませんが、精神的、宗教的意味は、チェコの国境をはるかに越える意味を持ちます。最も多くの信者が特にラテンアメリカの南ヨーロッパ諸国より訪れますが、400年前に統一を成し遂げたフィリピンでも崇拝されています。幼子イエス像の複製のお陰で、当時の宣教師達は望ましい目標を達成することができたというのです。
何が一番好きですか?
イースターの白、アドベントの紫、神のいつくしみの主日の赤。これらは、一年の間でプラハの幼子イエス像が着替え60着のドレスのほんの一部です。最も美しいドレスは真珠、金、ダイヤモンドが装飾されたもので、他には、中国やベトナムから贈呈されたものがあります。地元の小さな博物館では、女帝マリア·テレジアが自ら刺繍を施したドレスが展示されています。ベネディクト16世は、幼子イエス像に3冠の一つを捧げました。
数百年の信仰と希望
マラストラーナの狭い路地をさ迷った際は、何百年もの間世界中の信者が望みを訴え、崇拝し続けている像を是非一度ご覧ください。この場所が、プラハで最も重要な巡礼の場所である言われる伝説が真実かどうかは否かにして、教会と世界が賞賛する幼児イエス像の見学は、あなたの心に内なる平穏を与えてくれます。
Unforgettable experiences